Microsoftは2026年3月16日(現地時間)、Windows 11向けにHotpatch形式の帯域外更新「KB5084897」を公開しました。今回の更新は、Bluetoothデバイスが設定画面に表示されない問題に対応するもので、再起動不要で適用できる点が特徴です。
KB5084897の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 更新プログラム | KB5084897 |
| 種別 | Out-of-band(臨時)Hotpatch |
| 公開日 | 2026年3月16日 |
| 対象OS | Windows 11 25H2 / 24H2 |
| 主な内容 | Bluetoothデバイスが設定画面に表示されない問題の修正 |
| 再起動 | 不要 |
修正された内容
KB5084897では、Bluetoothデバイスが正常に接続されているにもかかわらず、Windowsの「Bluetoothとデバイス」画面に表示されない問題が修正されています。
この不具合により、ユーザーが新しいデバイスを追加できないケースも発生していました。
Hotpatch対応デバイスでは、この更新が自動的に適用され、再起動なしで有効になります。
対象バージョンとOSビルド
KB5084897は以下のWindows 11に提供されています。
Windows 11 25H2
OSビルド:26200.7984
Windows 11 24H2
OSビルド:26100.7984
再起動は必要?
KB5084897はHotpatch専用の緊急更新として提供されており、適用時に再起動は必要ありません。また、Hotpatch非対応のWindows11(Home / Proなど)にはKB5084897自体が配信されません。
一般ユーザーへの影響
今回の修正は主にBluetoothデバイスの表示に関するもので、一般ユーザーにも直接関係する内容です。
特にマウス・キーボード・イヤホンなどのBluetooth周辺機器を利用している環境では、改善が期待できます。
更新プログラムの確認方法
- 設定を開く
- Windows Updateを選択
- 更新プログラムのチェックをクリック
- KB5084897が表示されていればインストール可能
既知の不具合と回避策
既知の不具合
KB5084897の適用後、Microsoft アカウントを使ったサインインが失敗する場合があります。
インターネット接続が正常でも「接続がありません」と表示され、Teams(無料版)、OneDrive、Edge、Excel、Word、Microsoft 365 Copilotなどでサインインできなくなるケースがあります。
企業環境でEntra IDを使用している場合は影響を受けません。
回避策
インターネットに接続した状態でPCを再起動すると、接続状態が正しく認識され、サインインできるようになる場合があります。
オフラインのまま再起動すると再発する可能性があるため注意が必要です。
Microsoftは数日以内に修正を提供予定としています。

今回のKB5084897は、Bluetooth周りの不具合にピンポイントで対応したHotpatchでした。
再起動不要で適用できる点は、日常的にBluetoothデバイスを使うユーザーにとってありがたい改善です。
Hotpatchの適用範囲が広がるにつれ、Windows Updateの体験が少しずつ変わってきているのを感じます。
再起動なしで不具合が解消されるのは、運用面でも大きなメリットですね。
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