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2026年3月セキュリティ更新プログラムが公開

Windows Update

2026年3月11日(日本時間)に公開された各セキュリティ更新プログラムの主な内容と、確認されている不具合情報です。

今回の月例セキュリティ更新では、Microsoft製品に関する83件の脆弱性が修正されています。
(参考:Microsoft セキュリティ更新プログラム ガイド – 2026年3月

公開されたセキュリティ更新プログラム

製品ファミリ最大深刻度最も大きな影響関連するサポート技術情報
Windows 11 v26H1,v25H2, v24H2, v23H2重要リモートでコードの実行が可能v26H1 5079466
v25H2, v24H2 5079473
v25H2, v24H2 Hotpatch 5079420
v23H2 5078883
Windows Server 2025 (Server Core installationを含む)重要リモートでコードの実行が可能5078740
HotPatch 5078736
Windows Server 2022,23H2 (Server Core installationを含む)重要リモートでコードの実行が可能Windows Server 2022 5078766
HotPatch 5078737
Windows Server 23H2 5078734
Windows Server 2019 , 2016 (Server Core installation を含む)重要リモートでコードの実行が可能Windows Server 2019 5078752
Windows Server 2016 5078938
Microsoft Office緊急リモートでコードの実行が可能https://learn.microsoft.com/officeupdates
Microsoft SharePoint緊急リモートでコードの実行が可能https://learn.microsoft.com/officeupdates/sharepoint-updates
Microsoft .NET重要特権の昇格https://learn.microsoft.com/dotnet
Microsoft SQL Server重要特権の昇格https://learn.microsoft.com/sql
Microsoft Azure重要特権の昇格https://learn.microsoft.com/azure
System Center Operations Manager重要特権の昇格https://learn.microsoft.com/system-center

更新プログラムの主な内容

今回の更新プログラムには、セキュリティの強化、新機能の導入、およびOSの品質向上のための修正が含まれています。

  • Secure Boot(セキュア ブート)の更新準備: 多くのデバイスで使用されているSecure Boot証明書が2026年6月から期限切れとなるため、その更新に向けた準備が含まれています。今回の更新により、新しい証明書を自動的に受信できる対象デバイスを識別するためのデータが追加されました。なお、実際の証明書更新は2026年4月の更新プログラムで行われる予定です。
  • 管理機能の向上:
    • Windows System Image Manager (WSIM): 信頼できるカタログファイルを選択できるよう、選択したファイルが信頼できるソースからのものか確認を促す警告ダイアログが追加されました。
    • PowerShell: Windows 11 version 23H2において、Secure Bootのキーや証明書を読みやすい形式で表示する -Decoded オプションや、最新のポリシーに従っているかを確認できる Get-SecureBootSVN コマンドレットが導入されました。
  • Windows 11における機能改善:
    • WDAC: Windows Defender Application Controlにおいて、セキュリティポリシーの設定によりCOMオブジェクトが誤ってブロックされる問題が修正されました。
    • エクスプローラー: 複数ドライブや「PC」全体を検索する際の検索の信頼性が向上しました。
    • Hotpatch(ホットパッチ): Arm64デバイスにおいて、OSを再起動せずにセキュリティ更新を適用できる機能が一般提供(GA)されました。
  • サーバーおよびハードウェア対応:
    • Windows Server 2025: 最大64のMCA(Machine Check Architecture)バンクを持つ最新のサーバープラットフォームをサポートし、ハードウェアエラーの報告と処理の信頼性が向上しました。
  • その他の共通の改善:
    • AIコンポーネント: Copilot+ PCを対象に、画像検索や意味解析などのAI関連コンポーネントが更新されました。
    • グラフィックス: 特定のGPU構成におけるゲームや3Dアプリの動作、およびシャットダウン時の安定性が向上しました。
    • テキストとバックアップ: サウジ・リヤルの新しい通貨記号がフォントに追加されたほか、中国語や外字(PUA文字)を含むファイル名のバックアップ信頼性が向上しました。

既知の不具合

更新プログラム適用後に確認されている不具合と、対象となるKB番号は以下の通りです。

  • WSUSにおける同期エラーの詳細非表示: リモートコード実行の脆弱性(CVE-2025-59287)に対処するため、一時的にWSUSのエラーレポート内に同期エラーの詳細が表示されません。
    • 対象KB: KB5078736, KB5078737, KB5078734, KB5078740, KB5078766
  • 日本語環境でのPowerShell文字化け: Windows Server 2019の日本語環境において、エンコーディング設定が誤ってUTF-8に変更されるため、日本語が正しく表示されず「?」などで表示される問題が発生します。コマンドプロンプトから powershell.exe を起動するか、フォントを「MS ゴシック」に変更することで回避可能です。
    • 対象KB: KB5078752

マイクロソフト セキュリティチーム公式X

hiro
hiro

今月のセキュリティ更新は、脆弱性への対応が主で、目に見える新機能は控えめな印象です。

実際に私の検証環境(Windows 11 Home 25H2)に適用したところ、適用後のパフォーマンス低下は見られず、安定性は高いと感じています。ただし、累積的な修正が含まれるため、前月までの更新をスキップしていた環境では、適用後に設定が一部リセットされる可能性があります。

私の推奨は「週末を待たずに適用してOK。ただし、念のため重要な作業中のファイルは全て閉じてから開始すること」です。

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